自分を変えたいのに、変えられない…そんな風に感じているあなたへ。
人は習慣でできてきる
人がなかなか変われない理由の1つに、「脳は変化を嫌うから」というものがあります。
脳がなぜ変化を嫌うかというと、脳にとっての最重要任務は、生き続けることだからです。それは極端に言うと、今生きているのなら、下手に変化したら命の危機に直面するもしれないということ。脳はそういう判断基準を持っています。
その為、どんな人でも毎日同じ習慣で動くことがとても多いのです。そして、どんな習慣を持っているかでその人が決まっていきます。
自分を変えたいと思ったら、その習慣を変えることが近道になります。

自分を変えたいとき まず変えるもの
自分を変えたい時は、習慣を変えること。
では、具体的にどんなことをすればいいのか?
ここではまず、言葉を変えることをおすすめします。
自分を変えたい時、日頃の言葉選びがとても重要です。誰よりも近くで自分の言葉を聞いているのは自分自身。その自分に、前向きな言葉を聞かせるか、その反対か。
言葉選びの習慣によって、自分が変わっていきます。それはいわば自分で自分を洗脳しているようなもの。
自分にどんな洗脳をしたいか?を考えたら、自然と選ぶ言葉も見えてきますね。
マザー・テレサの言葉にこのようなものがあります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
肯定文で話すこと
では、実際にどんな言葉を選べば良いのでしょうか。
一言で言うと、肯定的な言葉です。言い換えれば、肯定文で話すということ。
自分を変えたい!と思うとき、もっとネガティブに変わりたいという人はまずいないと思います。ポジティブになりたいなら、肯定文で話すことはとても大事。
例えば子どもに言いがちな「○○しないと△△できないよ!」を肯定文にして「○○したら△△できるよ」にすること。
伝えたいことは似ていても、脳にとってはこの2つは大違いなのです。肯定文で話す習慣をつけていくと、考え方や行動も前向きになっていきます。

やってみてわかること
私が今参加しているゼロイチ工房というコミュニティーには、いくつかの禁句があります。
その中の1つが「わからない」という言葉。
これは正直、はじめは意図が理解できませんでした。なぜ、わからないが良くないのか。それでもひとまず真面目にやってみた結果、考え方や行動も少しずつ変わってきました。
例えば日常で、何かにつけて「○○って何?」「なんで?」の嵐な息子。その内容が高度になってきて答えに詰まる時でも、極力「わからない」を使わなくしたことで、会話が発展しやすくなりました。
「うーん、なんでかな?」「なんでだと思う?」などなど、親子で考えることも増えました。子どもはあっさり「わかんない!」と言うこともありますが、意外と少なくて面白いです。
これが禁句の意味か!
というのは、やってみてはじめて体感できたことです。こうして少しずつ習慣が変わり、自分も変わっていくというのを体感しつつあります。
▼▽▼関連記事▽▼▽
自分にかける言葉も大事!
http://soradays.net/2020/04/28/kiraikokufuku/
*お知らせ*
近日中に、瀬川英介さん主催の 瀬川かふぇ@ママtime がzoomにて開催されます。興味ある方は下のメールアドレスまでご連絡ください。テーマはざっくりと、「親子の社会的ストレスについて」です。