身体心理学/認知科学

憂鬱な気分はこれで解消!問題解決の前にやるべきこと

なんだか憂鬱な気分・・・

そんなとき、意識すると良いものがあります。その科学的根拠と私の実感を交えてお伝えしていきます。

憂鬱な気分のときに 意識した方が良いもの

憂鬱な気分のときに 意識した方が良いもの、それは表情です。ある感情が湧いたときにそれが表情に出るというのも、もちろんありますが、反対に先に表情を作ることで感情が動くこともあります。

顔の動きと気分

楽しいから笑うだけでなく、笑顔を作ると楽しい気分になる。苦しいから険しい顔をするだけでなく、険しい顔をしていると益々苦しくなる。そういう感じで、心と身体の状態には密接な関係があります。

これは、なんとなくの精神論というわけではなく、顔や身体の動きと脳の動きは連動するからです。笑えば脳がポジティブな状態になり、険しい顔をすれば脳がネガティブな状態になるのです。

憂鬱な顔と憂鬱な気分

表情と心の関係として、おもしろい研究結果があります。

東京医科大学の佐々木光美先生によると、うつ病患者の眉間にボツリヌス菌を注射(ボトックス注射)したところ、10人中9人は回復、もう1人も改善したという驚くべきも結果が得られたそうです。

ボツリヌス菌を注射した部分は力が入りづらくなります。つまりボツリヌス菌を注射したうつ病患者は眉間にシワを寄せる険しい表情をしづらくなり、その結果気分も良くなったということです。

これは、表情や身体の動きに伴って脳が動いたり、気分に関わるホルモンが分泌された結果なのだとか。

【参照】表情と情動(東京医科大学 佐々木光美)

憂鬱な気分を強化してしまうもの

このことを知ってから日常生活で意識してみると、イライラしたり気分が良くないときは眉間にシワが寄りがちなことに気付きました。

そんなときは慌てて眉間のシワを解除します。すると、なんだか視野が広くなったような、少しスッキリした気分になります。

眉間にシワを寄せているときは、視野も狭くなりがち。人は近くや狭い範囲を見るとき、眼の中の筋肉が働いて若干目が寄るようになっています。それが激しくなると眉間にしわが寄るのです。

 

視野の狭さは物理的なものであり、精神的なものでもあり。そして視野が狭くなると、追い詰められやすくなり憂鬱な気分は強化されなりやすくなります。

そういう意味でも、眉間にシワを寄せない、寄っていることに気付いたら解除する習慣をつけていくことは大事。気付きさえすれば1秒でできますね。

憂鬱な気分は外側から変える

このように、憂鬱な気分は表情から変えてみるという手がオススメです。

 

もちろん、憂鬱の元になっている事柄と向き合っていくことも大事ですが、その前にまず自分の状態を整えることが重要です。理由は、憂鬱な気分で問題解決に向かおうとすると、ネガティブな思考ばかりが出てきがちだから。

向き合うべき事柄や解決すべき問題があるときほど、その前にまずうまく自分の気分をコントロールしていくことが必要なのです。

 

心が変われば身体も変わり、身体が変われば心も変わる。その好循環を意識しつつ、楽しく過ごしたいですね。

ABOUT ME
あいくま
自分と仲良く幸せに生きる術を追究する2児の母。 自分のことが嫌いすぎた頃、自分と喧嘩しては「消えたい」と思っていました。その後、セルフコーチング・身体心理学・脳科学などを学び、自分と仲良く幸せに。 現在、自分と仲良くなる術・心のスイッチを切り替える方法を発信・伝授しています。 →詳しいプロフィールを読む