身体心理学/認知科学

【感情コントロール】まず把握する

感情をうまくコントロールしたいと思ったら、まずやった方がいいこと。

 

それは、自分の傾向を把握すること。どんなときに嬉しくて、どんなときにイライラして怒りが爆発するのか、など。

 

肝心なのはあくまで「自分がどうなりたいか」ですが、変えていくためには現状を把握することも必要です。

感情コントロールの前に必要なこと

現状を把握するために一番オススメなのは、感情や思考をノートなどに記録することです。

 

理由の1つめは、書き出すことで自分の感情や思考を俯瞰(ふかん)して見られるようになること、2つめは人は忘れるものだからです。

 

まず俯瞰して見られるようになるというのは、例えば怒りという感情を自分の頭の中でグルグル巡らせているとき、一旦外に出して(書き出して)それを客観的に眺める感覚です。これは想像しているよりやってみた方が早いかと思うので、感情コントロールができるようになりたいと思ったら是非やってみてほしいと思います。感情や思考を書き出すだけです。

 

書くことをおススメする2つめの理由、人は忘れるものだから。これはどういうことか。いわゆるネガティブな感情なら忘れた方が良いのでは?と思うかもしれません。

 

たしかにそれもあるのですが、記録して振り返ることで自分の傾向が見えてきます。そのときは見えなくても、後で振り返ってみたら、例えばいつも同じパターンで同じようにネガティブな感情に苦しんでいることに気付いたりします。

 

そうして現状を把握し、そこからどの方向へ進んでいきたいのか考え行動を変えていく。そのために記録が重要なのです。

 

例えば天気予報でも、観測と記録の積み重ねで今のような精度にたどり着いた部分があります。ここに低気圧があるからこの地域は雨、こんな天気図のときは大雨になりがち、など。

 

これと同じようなことを自分自身に対してしていくことで、自分のパターンが見えてきます。台風が来る前には安全にやり過ごす対策をとるように、ネガティブな反応が出がちな場面への対策も考えていくことができます。更に、人の感情や思考は天気と違って変えていくこともできます。

 

そのために一歩が記録なのです。

自分のことを把握する

自分のことなんて自分でわかってるし、イライラしたり怒りが爆発する場面なんて、だいたいいつも同じだよ。

 

記録をつけ始める前の私は、そんな風に思っていました。

 

それでも必要に迫られることがありやっていくうちに、自分がいかに自分をわかっていなかったかを思い知りました。ほんの1か月前のことを忘れていることさえ忘れていたことも。

 

私も毎日ノートに感情や記録、行動などを記録し定期的に読み返しています。先日読み返したときにこんなことが起こりました。

 

 

たった1か月弱前のことさえ忘れていた・・・本当に、記憶はアテになりません。

 

このtweetは肉体的な疲労の話ですが、感情も同じこと。心と身体は一体なので、どちらかが不調であれば、もう一方も調子が出ないことが多くなります。

 

思考や感情・行動には人それぞれ癖があるので、それを記録して振り返ることで自分の傾向が把握できます。長年当たり前のようにしてきた癖ほど、自分では気付きにくいことがあります。自分にとっては当たり前の行動ですからね。

 

上のtweetの私で言うと、「疲れていても頑張るのが当たり前」という思考と行動です。もう無意識レベルの思考なので、そう思考していたことにも気付かず、ぞの記録は残っていません。ただ、行動からその思考がわかることもあるのです。

 

これは記録していたから気付けたことの一例。このような感じで自分の傾向を知り、変えたい部分は変えていくこと。それが感情コントロールにも役立っていきます。

 

 

怒りなどネガティブな感情との向き合い方はこちらに書きました。

【感情コントロール】怒りとの向き合い方 と その前にやること感情をコントロールする前の段階として、まずやるべきことがあります。 アンガーマネジメントという言葉もあるように、特にネガテ...
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あいくま
イライラ・モヤモヤと自己嫌悪の無限ループを断ち切ることに成功。現在は、身体心理学や認知科学などを元に自分を変えたい人へのコーチングなどをしています。 →もっと詳しいプロフィールを読む