快適に生きる

やりたいこと・好きなこと がわからない問題について

あなたのやりたいこと・好きなことは何ですか?

 

やりたいことや好きなことがないとか、わからないという人もいます。私も2年くらい前まで思いっきりそうでした。

 

以前、「やりたいことや好きなことが無いといけないのか?」という人に出会いました。私自身もそう思っていたことがあります。

 

絶対的な良し悪しや正解はありませんが、個人的な結論としては、やりたいこと・好きなことが無くてもいい。ただ、あった方が楽しいし、助けになる場面があると思います。

 

また、やりたいことや好きなことが自分でわからないという点に関して言うと、人は潜在的に自分を知りたいものだし、自分を知るほど幸せを感じやすくなるものでもあります。アメリカの組織心理学者ターシャ・ユーリック氏は「自分のことよく知るほど人生は良い方向へ行く」と言っています。

 

そういういう意味でも、何か物足りない気がしていたり、もっと人生を楽しみたいと思ったら、自分のやりたいことや好きなことを知る方がいいと思います。

「べき」を疑ってみる

私を含め多くの人が、幼稚園や保育園に始まり、学校へ通いながら成長してきました。その中で、多くの「べき」を身に着けます。

 

朝は何時に登校すべき、授業はまじめに受けるべき、休み時間は外で遊ぶべき、クラスメイトとは仲良くすべき、宿題はきっちりやるべき・・・・・・などなど、自分の意志とは関係なくたくさんの「べき」を毎日こなして育ちました。

 

家庭によっては家でも「べき」の連続、もはやそれらをこなすためだけのような毎日という人もいます。私ももろにそうでしたね。私は昭和生まれなのですが、時代的にも今より更にその色が濃かったのかもしれません。

 

とはいえ令和になった今でも、まだまだ「べき」に支配されがちな場面はあります。それを疑い自分に必要ないものは切り離していくことも、快適に生きるためには重要になります。

 

例えば私のような子育て中の主婦で言うと、朝早く起きて朝ごはんをきちんと用意すべき、朝は遅刻しないように子どもたちを送り出すべき、昼間は掃除をして買い物に行って夕食の準備をきちんとすべき、子育てはこうすべき・・・という風に、一人一人「べき」と思っているものはあります。

 

私は第一子が小さい頃、自分に対してけっこうストイックに「べき」を突き付けていました。朝は〇時には起きて午前中は早めに公園へ行くべき。他のママとは仲良くすべき。夕方はきちんとお風呂に入れて夕食を食べさせて20時までには寝かせるべき。その他諸々。

 

その通りにできない日は自分を責めたりもしました。今振り返るとかなり窮屈ですね。一生懸命だったという意味ではいい思い出ですし、それがあっての今という感じですが。

 

もちろん、そうしてきっちり「やりたい」と心から思えて、それが本当に快適なら良いのです。ただ、私の場合は本当はもっとゆったりの方が良かった。「そうするべき」とい思考を疑うことを知らないだけのことでした。

 

このほろ苦い経験と、その後学んだ数々のことから、自分に必要なものとそうでないものを見極めることは快適な人生に不可欠だと言えます。少しずつでも「すべき」より「したい」にシフトしていくこと。物事に絶対的な善悪などなく、あるのは誰かの価値観や教育だけ。

 

とはいえ、本当はやりたくないけど「やるべき」と思っていることを覆すのは、始めは少し難しいかもしれません。なぜなら、今まで信じてきたことを崩す恐怖があるから。それは自分にとって常識だと信じていたことを破ることにもなるから。

 

人には一貫性の原理という心理があります。これは、自分が今まで貫いてきた信念や行動を変えたくないという心理です。

 

それを力業で無理に変えようとするよりも、オススメなのは「なぜ?」「本当?」と自問していくことです。「〇〇すべきなのは本当?」「それはなぜ?」という具合です。頭の中だけだと混乱しがちなので、書きながらがおススメです。

ボーっとしてみる

人は意識的な活動をするときよりも、ボーッとしている無意識の状態のときの方が実は圧倒的に脳が働いています。

 

ワシントン大学のマーカス・レイクル教授はこれをデフォルトモードネットワークと名付けました。そして、以下のような研究結果を導き出しています。

デフォルトモードネットワークには、人間にとって3つの役割があるそうです。1つめは「自己認識」。自分自身の性格について気づくことです。2つめは「見当識」。自分が置かれた状況を把握することをいいます。3つめは「記憶」。これはみなさんもよく知っているとおり、物事を覚えることをいいます。ボーっとしているときに、突然今まで忘れていたことを思い出した経験はありませんか? これはデフォルトモードネットワークの働きのおかげなのです。

出典 進路のミカタ POWERD BYマイナビ進学

 

このことからも、意識的にボーッとする時間を作ることは快適に生きるためにとても大切だと言えます。

 

自分が何をしたいか?何を好きか?という答えにも、たどり着きやすくなります。

意義を求めない

やりたいことや好きなことがわからない理由として、自分で制限をしている場合があります。そこにわかりやすい意義がないとダメだと。例えば、それが仕事につながるものでないといけないなどと有益さを求めてしまうこと。

 

なぜ、やりたいことや好きなことを見つけたいのかにもよりますが、単に楽しく過ごしたいとか快適に生きたいという意味であれば、まず純粋に好きな物事を見つけるのが良いですね。周りの誰かが言う良いものや素敵なものではなく自分の好きを見つけることは、快適な人生を送る大きな助けになります。

 

気になることや実は昔好きだったことなど、「こんなことして何になるんだろう?」という心の声は無視してやってみるのも良いと思います。

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あいくま
イライラ・モヤモヤと自己嫌悪の無限ループを断ち切ることに成功。現在は、身体心理学や認知科学などを元に自分を変えたい人へのコーチングなどをしています。 →もっと詳しいプロフィールを読む