自分を変えたい
自分を好きになりたい
そんな思いで動き始めてから2年。
自分を変えるため、自分を好きになるために大切なことを、1つお伝えしたいと思います。
【結論】自分を変えて好きになりたいなら「自分で決める」こと
結論からいきます。自分を変えて好きになりたいと思うなら、自分で決めること。これは基礎中の基礎ですね。
自分で考える
自分を変えるために一番重要なことは、自分で決めること。そのために必要なことは、しっかり自分で考えることです。別の言い方をすれば、精神的に自立すること。
自立というと、人に頼ってはいけないというイメージをする人もいるかもしれません(私がそうでした)が、決してそういう意味ではありません。
もし誰かに頼るにしても、誰に頼るのか、どういう関係を作っていきたいのか、自分で決める・選ぶということ。考えることを棄てて物事を人任せにしている限り、自分を変える道は遠くなっていきます。
誰かがこう言っているから、これをしないといけない。あの人がああ言っていたから、私はこれができない。
ではないのです。
人から意見やアドバイスを聴くのも時にすごく大事ではあります。ただ、最終的に自分の行動を決めるのは、他でもない自分なんですよね。
当たり前と言えばそうなのですが、自分を変えたいのに変えられないと感じているとき、意外とこれができていなかったりもします。自分で考えて選んでいるようで、いない問題。良いでも悪いでもなく、私たちにはあるあるなのです。
それはなぜかは、後ほど説明しますね。

まずは自分を縛っているものに気付くこと
人はそれまで関わってきた人に影響を受けて価値観を作っていくので、親やどこかで出会った先生や友達、長く時間を共にした人などの価値観を受け継ぎがちです。
それが自分にとって心地良いこともあれば、そうでないこともあります。
例えば私の場合、「母親とはこうあるもの」という話を実母から色々と聞いてきました。そしてそれを疑うこともなく、世の中の常識だと信じて生きていた頃があります。
ところが、それが何とも苦しかったのです。自分のことは後回しにして、いつでも子どもを最優先に考えるべき、しっかりバランスよく食事をさせるべき、部屋はきれいに掃除すべき・・・などなど。「べき」のオンパレード。
結果、それを守れない自分はダメな奴だと責めてみたり、窮屈過ぎてイライラしてみたり。そして、ちゃんとできないくせにイライラもして、もう最低だな…と、また自分を責める日々。
なんだか書いていて息が詰まりそうなくらい、恐ろしく追い詰められ、縛られていましたね。
と、今となってはほろ苦い思い出として語れるわけですが、当時私を追い詰め縛っていたものは何だと思いますか?
それは私の母でも世の中の常識でもなく、私自身でした。
母の価値観や世の中で言われていることを採用するもしないも、実は自分で選択できるし、自分を責めるか否かも自分で決められるのです。
今まで常識だと信じていたことを破るのは、始めは怖いこともあります。それでも自分を変えて好きになりたいなら、今までの枠を一歩ずつ出てみることが必要です。
本来 人は自分で決めるのが好きだけど
人には本来、自分の意思で物事を決めたいという心理的欲求があります。それができていると実感することで、幸福感や満足感を得やすくなります。
それなのになぜ、自分で考えて選ばないという現象が私たちに起こりがちなのでしょうか。
自分で考えて選びたいのに選ばない理由の1つ目は、教育によるもの。2つ目は本能によるものです。

教育という洗脳
まず1つ目の教育は、文字通りそう教育されてきたからです。ホリエモンこと堀江貴文さんが「すべての教育は洗脳である」という著書を出されているように、教育とは洗脳なのです。
洗脳というと恐ろしいイメージをする人もいるかもしれませんが、決してそうとは限らず、人は誰しも洗脳されてい生きています。もちろん、私もあなたも。
あえて極端な例で言うと、「人を傷つけてはいけない」というのもある意味洗脳なのです。少なくとも今の日本では、大多数の人がそれを常識として信じているから治安が保たれています。
ところがこれが戦時中であれば、敵国の人であれば傷つけるどころか命まで奪うのが正義だったわけです。そこで、人を傷付けるのはダメだ!!なんて声高に叫んだら、非国民だとか言われた時代です。
ここで言いたいのは、どちらが良いか悪いかという話ではありません。そんな風にして常識は変わるものだということ。そしてそれらは元々地球上に存在していた事実とは関係なく、誰かが叫び始めたものを皆が信じるように教育=洗脳されてきたということです。
そういう洗脳をたくさん受けて、私たちは成長してきました。だた、その中には自分にとって良いものと悪いものが入り混じっています。自分を変えて好きになるためには、これからの自分に必要なものとそうでないものを意識することも重要です。
ポイントは、それが自分にっとって良いものかどうかということ。
今まで信じてきたことに、絶対的な事実はそう多くありません。時代によっても国や文化によっても、人によっても変わってくるものがたくさんあります。
その中で、自分がこれからも大切にしていきたいものと、捨てていきたいもの、そしてこから取り入れていきたいものを自分の頭で考えること。それをが自分を変えるための基礎になっていきます。

本能的なこと
人は本能的に、考えることを控える性質があります。なぜかと言うと、脳を働かせることで膨大なエネルギーを消費するからです。脳の省エネは生きるための本能なのです。
放っておくと何も考えず今まで通りに動きがちなのは、誰でもあること。ただ、そのまま流されていては、今までと変わらないか日々が待っています。
だからこそ、意識的にアンテナを張っていくことも重要になってきます。自分を変えて好きになるために、何にアンテナを張るかというと、まずは自分の感情や思考です。
どんな自分になりたいのか、何に追い詰められ縛られているのか、などなど。まずはそこを知ることです。誰かが言っていた何かではなく、自分で考えることが大事ですね。
自分で選ぶという自覚
ここまでのことをまとめると
- 自分で考えることが大事
- 自分が望むことや自分に課している足かせに気付くことも大事
ということを書いてきました。
その練習も兼ねて日々意識するといいことは、すべての行動を自分で選ぶという自覚を持つことです。
例えば、家族や職場の人からこう言われたからそうするということではなく、その要望や発言を受けて自分はどう考えるのか?ということ。
日々これをやっていると、正直疲れることもあります。多少嫌でも疑問があっても何も考えずやってしまえば、それまでということもあるからです。
それでも、今までの自分を変えたいと思ったら、自分で考えていく癖をつけることはとても大事。疲れること以上に楽しいことも増えていきます。自分で考えて選ぶとは、そういうことだと私は感じています。